ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR

エースコンバット5ジ・アンサング・ウォー PlayStation 2 The Best

エースコンバット5ジ・アンサング・ウォー PlayStation 2 The Best

いまさらAC5ですよ!もうACゼロの情報も出てきているというのに。しかし、何という爽快感!何という面白さだろうか!
ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WARは、ナムコの看板タイトルの一つ、「エースコンバット」シリーズの、現時点での最新作である。エースコンバットシリーズは、フライトシミュレータではなく、フライトシューティングとしており、リアルさよりもゲームとしての面白さを重視している。だから、戦闘機はこの上なくリアルにレンダリングされていても、ミサイルを一機で60発も積んでたり、急旋回してもレッドアウトしないといった無茶を平気でやる。だが、それがよい。

一周したけど、ストーリーもゲーム性も前作・AC4の比じゃないよ、これ。そうだよ!俺はこういうフライトシューティングをやりたかったんだっ!そんなすごさ。AC4って、これの練習だったんじゃねぇの?

AC4はミッション数が少ない、高ランククリアしようと思うと地上物破壊に集中しなければならず肝心の空中戦が楽しめない、といった欠点があったのだが、今回はまったく問題無し。また、リアルなのはわかるが結構うざったかった燃料切れおよび補給も無くなった。フライトシューティングとしてはこっちで正解だろう。

ちゃんと僚機が活躍するのがよいね。かざりじゃないんだぜ、と。このゲーム、たとえ大量にミサイルを積んでいても無茶すると簡単に弾切れになるのだが、そんなときも僚機に適切な指示さえだせばなんとかなってしまう。僚機に綺麗なねーちゃんがいても気にしませんよ?むしろ歓迎。こちとら、AC3で覚醒した人ですから。あと、撃墜したときの爆発音がすごくパワーアップしていた。効果音だけにどうにも表現できないが、迫力あって、爽快で、もうカイカンですよ。

そして、「エースコンバット」の名に恥じない、エースパイロット感を存分に味合わせてくれる仕組みの数々。味方は「航空部隊、サンド島の奴らだぞ!」「そうか、それならこの作戦は成功するな!」と全幅の信頼を置き、敵は「信じられない、あいつらを墜とすなんて・・・」「そんなことができるのは・・・まさか、ラーズグリーズの悪魔(プレイヤーの部隊の通称)!?」と恐れおののく。墜落した仲間の救出作戦では、「ブレイズ(プレイヤー)は必ず来てくれる・・・」というつぶやきが無線越しに聞こえたりしてもう頑張らずにはおられません!(セリフはうろ覚え)

シリーズの伝統に則って、最終局面では細いトンネルを戦闘機でくぐり抜けて中枢を破壊する、というハラハラというかイライラというかする難しいミッションが控えているのだが、ここで理由もわからず死ぬことがあって困った困った。リプレイを見ても、撃墜される瞬間はカメラがパンしてトンネルから出てしまって機体が映らず、原因解明できない。これだけがマイナス。あとは素晴らしい。

NOTHING ELSE COMES CLOSE.
(エースには誰も追いつけない)
個人的にはシリーズ最高かも!?という会心の出来だと思っております。「ゼロ」も期待してるぜ、PROJECT ACES!

さぁ、今度は日本語音声に設定してプレイしなおそう。さすがにキツい戦闘やってるときに、字幕なんぞ追ってられない(汗)