Subversion導入意欲向上

いまさら知った。こいつはすごいね。


一番一般的な意味で、Subversion はバイナリファイルを CVS よりももっと適切に扱います。CVSRCS を利用するので、変更されたバイナリファイルの 完全なコピーを、常に格納するしかありませんでした。しかし内部的には Subversion はバイナリ差分アルゴリズムを使ってファイル間の相違を 表現します。そのファイルがテキストなのかバイナリなのかによらずそうします。これはすべてのファイルがリポジトリ中に差分の形として( 圧縮されて)格納されるということを意味し、常にわずかな差分データだけがネットワーク越しに流れることを意味します。
http://subversion.bluegate.org/doc/apas08.htmlより抜粋。

いちおう説明しておくと、Subversionは「CVSを超えるCVS」といわれているバージョン管理ツールのひとつである。CVSにおけるあらゆる不満点が解消されているのだが、その中の一つがこいつだ。
バイナリファイルでも差分格納できる!
そうか、そうだったのか!すごいぞ、Subversion

これまで、バイナリファイルをバージョン管理すると、完全なコピーを積んでいくことになるからディスク容量を食って大変、と思って、MS Officeで作った設計書やらは旧態然としたファイルサーバによる管理を行っていた。だが、バイナリ差分取れるなら、もはや遠慮はいらん。全プロダクトを完全にバージョン管理下における。

これまで、Subversionには並々ならぬ興味を持って、その機能のすばらしさにも注目していたのだが、結局は自分のPCに入れて個人的に使うに止めていた。なぜなら、会社ではすでにCVSが普及していて、いまさら新しいツールを入れて社員教育を行うのが面倒だったからである。しかし、こういうメリットがあるなら、多少の手間など惜しんでいられない。是非現場に導入して使いまくりたい。

いまは急ぎの作業があるから手を出せないが、片付き次第Subversion啓蒙活動を開始することとする。いずれは社内標準としてくれよう!