ふかくていWicket 第4夜

こっちがボサッとしているうちに、すでに第5夜まで進んでいる。やばい、追いつこう。これだけ数が増えれば、そろそろネット上で話題にのぼっても良いと思うのですがどうですか。

とりあえず4夜から。楽しい楽しいList操作ですよ。

http://www.d-saia.com/PiyoWicket3-04.html

僕の作ったプロジェクトはEclipseによるJava開発の実践例的側面もあるので、一度でいいから試して欲しいのでありんす。

とのことなので、今回は素直に使うことにする。ここを参照して、1夜から4夜にかけて発生している差分を順番に適用。結構面倒くさい。でも、アーカイブをそのまま適用できるのは知らなかったから、収穫といえばそうかな。

ListView自体は、まぁ予想通りで可もなく不可も無く。今回熱いのは、Pageableシリーズだな。ページ遷移する処理ってWebアプリケーションを作るたびに必ずといっていいほど作るハメに陥るのだが、これが意外と実装が面倒で・・・。これが一発で実装できるのは熱い。っていうか、俺はRailsのpaginateで同じ感動を覚えたのだ。

本当はその次のティッシ卿自作コンポーネントが最もエキサイティングなのだが、軽く紹介するに止めてあるのでこれ以上言及しないものとする。っていうか、相変わらずのネーミングセンスですな。嫉妬せざるをえない。

最近、ASP.NET 2.0でプログラミングする機会が増えているのだが、設計思想がWicketとよく似ている。どちらがどちらに似ているかはわからんが、そっくりだ。ASP.NET 2.0のWebパーツは、dllと定義ファイルのセットでパーツ(コンポーネント)を構成し、再利用できる。コントローラ側で微妙にビューをいじってしまうところも、イベントドリブンモデルである点も同じ。ただ、ASP.NET 2.0は設定がちょっと不細工な気がする。CoC的なアプローチが無い。

今回触っていて浮かんだ疑問。コンポーネントを自作するのは良いとして、コンポーネント使用先のコードとwicket:idが重複しないよう一工夫しないといかんよな?コンストラクタに食わせるとかして初期化するのも手だと思うが(てか、ここまで出てきたコンポーネントはみんなそう)、構成要素が多いコンポーネントになると一つ一つ設定していくのも・・・。

あ、ふかくていWicket 第4夜 on Railsはやりません。第3夜ので充分違いは見えたと思うし。要望あれば考えるけど、無いだろうし。っていうか、あれ単なる思いつきだし。