ふかくていWicket第3夜

第3夜きた。仕事早いなー。

http://www.d-saia.com/PiyoWicket3-03.html

あと3日でeclipse 3.3 が出ようとしているのに、3.2でプロジェクトを作るのは苦渋の決断だったさ。

と苦渋の決断で見せたティッシ卿の男気を華麗にスルーし、Eclipse3.3でトライする。しかも、サーバはJettyではなくTomcatである。いや、単に変更内容を再起動無しで反映させられるのが気に入っているのだが。Jettyはできないよね?

さて、今回はTextfieldを使った入出力AJAX風味という案配の内容である。さすがに三回目ともなると、こちらも慣れてきて変なエラーで立ち止まることもない。入出力ができるようになると、グッとプログラムらしくなるな。

相変わらずコンポーネントの差し替えだけでAJAXなアプリケーションに化ける。なんかずるいなぁ?いや、なんとなく。

ある意味エクストリームなんだろうな、Wicketは。MVCモデルとして、見栄えをコントロールで制御するのはどーなのよ、などと思いもするが、そっちのほうが作りやすいしコンポーネント化も進むんだからいいんじゃね、といった割り切り。Swing的なモデルを持ち込むことを優先している。そもそもWicketの*.javaはビューなのかコントローラなのか判断が難しいのだが・・・両方か?

コーディング量はたぶん多めだが、本当に再利用性の高いコンポーネントを作っていけるのであれば、将来的に楽になっていくのかもしれない。

しかし、AJAXする上でほとんどJavascriptを意識し無くていいのはすごいね。setOutputMarkupId(true)を忘れずに、ぐらいじゃねーの?ラッピングとかのレベルじゃない。その分、最終的に出力されるHTMLを見てみると、何やってるかさっぱりわからない複雑なコードが並ぶので、たぶんJavascriptレベルのデバッグは相当難しいだろう。Wicketコンポーネントを信じるしかない。

あと気になるのは、可変行数なテーブルをどうレンダリングするのか、ぐらいか。こればっかりはどうしてもHTMLの見た目と処理結果に差が出てくるからな。まぁ近日中に書いてくれるはず。

あぁ、忘れずにグッドなコンポーネントの作り方も。コンポーネント作れずにWicket使ってもしゃーないでしょう。たぶん。