FizzBuzz問題への反応がイマイチらしい

いまさらな感があるFizzBuzz問題の話なんだが。

うちの会社の連中の、FizzBuzz問題への反応が今ひとつであるらしい。関心が薄く、新人達にやらせてみよーぜ、という戯れにも興味をひかれないという。

いや、別にやらなくてもいいのである。FizzBuzz問題は単なるクイズであって、必修のスキルなどではない。アレをやらぬ者はエンジニアにあらず、などと言う気はさらさらない。

しかし・・・そういうものなのかね?

以前、俺の周囲のエンジニア連中にもFizzBuzz問題の話をしてみたのだが、問題を聞いた彼らは「・・・・・・あぁ、なるほど。」と、ちょっと間をおいて返事をした。この微妙な間で頭の中でプログラムを組み立てているのだ。さらに、こちらが聞いてもいないのに「こういうコード書けばいいよね?」と自分の考えを披露するぐらいの勢いがあった。

そうなのである、エンジニアっていう人種は、普通この手の問題を出されると、自然と興味を持ってしまって、解答を考えるのに熱中してしまうものなんじゃないだろうか?エンジニアなんて問題解決したくてしたくて仕方がないのに、他にもやることがたくさんあるから仕方なくその衝動を抑えているぐらいだと思っているのだが。

人から技術関係の質問を受けて、それがわからなくて回答できなかったとする。しかし、なんだかすっきりしないので、結局後で自分でいろいろ調べて、ついには解法にたどり着いて深い満足を覚えるも、「いかん、こんなことしてないで仕事しないと」と我に返る。そんな経験をしたことないだろうか?俺はそんなことばかりやっているので(仕事はしてるよ)、みんなそんなもんだと思っていたのだが、違うのか?

むしろ、こういう衝動が無い人々は、よくつらくて給料も大して良くないこの仕事を続けていられるなぁ、と不思議に思う。仕事楽しいか?余計なお世話か。

いや、重ねて言うけど、べつにFizzBuzz問題なんて相手にしなくていい。なんか違和感があるなぁ、というだけの話。