最高画質の土星写真

土星探査機カッシーニから、新しい情報が次々ともたらされている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2005/03/14cassini/index-j.shtml

これまで発見できなかった薄いリングの層、新しい衛星の存在の証拠、衛星の表面写真などなど、地球およびその近傍からの観測では手が出なかったエリアに次々と探査のメスが入っている。

しかし、我々のような一般人から見て一番インパクトがあるのは、これではなかろうか。

過去最大サイズ、最高画質の土星の写真。こんな面白い格好した、それでいて地球の何倍もの大きさを持つ惑星が、暗闇にぬぼーっと浮いてるわけだよ。なんだ、このあまりに非現実的な光景は。いや、現実なんだけど。こう、なんか、ゾクゾクこないか?

すげー見にいきたい!今の技術レベルでは見にいけるわけないが、それでも見にいきたくて仕方が無い!「プラネテス」原作でも、木星という、太陽系最大の惑星を目の前にしたフォンブラウン号の絵がでてきて圧倒された覚えがある。地球上では存在しえない、というか地球を飲み込む規模の存在が目の前にあるというのだ、もはや想像の埒外で、ある種の恐怖すら感じる。

人類が到達した地球外天体は唯一、月しかない。でも、これから何十年、何百年するうちに、きっと火星にも、もしかしたらその向こうにも足を伸ばして、木星土星を直接目にする人々が出てくるのだろうなぁ。でも、そのときを少しでも手繰り寄せて、俺もその人々の中に入りたいものである。