PARANOIAカードゲーム初プレイ

遠未来の地下都市・アルファコンプレックスで、狂ったコンピュータに仕える愉快なトラブルシューターたちの饗宴を楽しむカードゲーム『PARANOIA MANDATORY !BONUS FUN! CARD GAME』をプレイしてきた。

PARANOIAがどんなカードゲームなのかについては、以前俺が書いた記事を読むか、Googleで検索してほしい。

プレイするメンバーは、俺と、気心の知れた学生時代からの友人であるsio, 八神の計3名である。

薄っぺらいが笑えるルールブックを熟読し、ミッションを選択、いざプレイ。


俺 「コンピュータ様、うちのリーダはコミーでミュータントな反逆者です!」
("反逆告発状"をプレイ。反逆トークンを3つ与える)

八神 「いやー、そういう君の行動に不審な点が見られるのだが?」
("最新の反逆的行動リスト"をプレイ。直前のカードをキャンセルし、それをプレイしたトラブルシューターに反逆トークンを1つ与える)

俺 「な、なんですと!?」
(返す手無し。すごすごと反逆トークンを積む)

初手からこれである。コンピュータ様より下されたミッションを無視して足の引っ張り合いに励むところは実にPARANOIAらしい展開だ。狙ったわけではないが、そういうカードが多いので、自然とつぶし合いになる。

この後も反逆トークンを押し付け合い、隙あらば"プラズマキャノン"が飛び交い、"靴を舐め"てコンピュータ様に媚びへつらう阿鼻叫喚の地獄絵図が展開した(市民のご協力に感謝します!)。

このゲームをプレイする上での注意。

プレイ人数は3人以上となっているが、3人だと足りない。手の内の探り合いが重要視されるミッションもいくつかあるのだが、3人だと読みやすくて面白みに欠ける。5人は欲しい。

あと、これは重要だが、積極的に他のトラブルシューターを陥れるよう励むこと。トラブルシューター達が一致団結してミッションにマトモに対応していると、いつまで経ってもゲームが終わらない。このゲームは人を騙して破滅させてナンボである。隙あらば告発しろ!チャンスがあれば殺せ!どうせ奴らは反逆者だ!でも、所詮はゲームなんだから、リアルファイトに突入しちゃいけないぜ!

プレイ回数は2回だったが、実に面白いゲームである。コンピュータがそう言うのである。疑うことは反逆である。みんな購入して、プレイするように。購入は義務。プレイは義務。