MX Revolution
マウスを買った。Logicoolの新たなフラグシップモデル、MX Revolutionだ。
あちこちでレビューが行われているが、Impressが2つも記事を出す気合いの入れようなので、これを紹介しよう。
PC Watch ロジクール「MX Revolution」ファーストインプレッション
週間スタパトロニクスMobile 約2年ぶりに俺的主戦力マウスを変更「ロジクール MX Revolution」
・・・そうか。MX1000が充電しづらいと思っているのは俺だけじゃなかったのか。そうだよなぁ、充電機に乗せるときにすごく微妙な調整が必要で・・・。
そうではない。MX Revolutionの話だ。
このマウスのウリはプレシジョンスクロールホイールであろう。マウスのホイールというと、昨今では回したときにカチカチとクリック感があるものと、それが無くスルスルと回るものとがある。MX Revolutionはその両方に対応している。ゆっくり回すときはクリック感ありなのだが、一定以上の速度で回すとクリック感が消える。それどころか、そのままの勢いでしばらく回り続けるのだ。Logicoolの製品紹介では「1回の指の操作で移動できる量は、7秒間にMicrosoft Excel文書で1万行にも達します。」とあり、長文のファイルを高速スクロールするのに便利であると謳っている。
日常生活で数千行ものファイルをスクロールする機会がどれだけあるのか疑問だが、ちょっと大きめのWebページを見ていくときに楽かも知れない、とは思う。というか、今自宅でMX1000扱っていて思った(MX Revolutionは職場で使っているのだ)。
個人的には、親指部分にある第二のホイールも気になっていたのだが、回る範囲は前後に30度ぐらいで、普通のホイールのように回転するわけではない。主にドキュメントクイックフリップという機能を扱うためにあるが、カスタマイズ次第でズーム等の別機能を割り当てることも可能。MX1000ではボタンだったのだが、どちらが使いやすいかというと・・・判断に困るなぁ。
あと、これが実はマウス買い換え理由の最大の理由だったのだが・・・無線の感度だ。これまでは同じく無線マウスのMicrosoftのWireless Intellimouse Explorerを使っていたのだが、こいつが金属製の机に弱い。受信機をなるべくマウスの近くに、しかもゲタをはかせてちょっと浮かせてやらないとうまくマウスカーソルが動かなかった。ところがどうですか、MX Revolutionは。小指ほどの大きさもない受信機を、PC背面のUSBポートに刺してやれば、いやもうご機嫌に動く。ここ数年苦労してきただけあって感動した。
ただ、気になるのが、チルトホイール・・・と呼んでいいものだろうか・・・とにかく、ホイールによる横スクロールだ。俺の所有しているやつが単にハズレだっただけかもしれないが、ホイールが右方向にあまり動かない。左に動かすときはちゃんとクリック感があるのだが。まぁスクロールはするのだが、なんか気持ちが悪い(後日、やはり初期不良であったことが判明、交換したニューマウスのホイールはちゃんと左右に傾いてくれた)。
あと、ドライバ!Logicoolのサイトから最新版を落としてきてインストールしたら、お節介なことにキーボードデバイスまで書き換えやがった!せっかく英語配列に設定していたのが、日本語配列に逆戻り。しかも、これを再び英語配列にするにはPS/2キーボードが必要であるという。そんなもん手元になかったので、レジストリを書き換えて事なきを得たものの、余計なことはしないでほしい。
このマウスを使いこなすにはもうちょっと慣れが必要ではあるが、いまのところおおむね満足している。安くはない買い物だったので、バリバリ使っていく方向で。