J.P.ホーガン強化月間
ここ一ヶ月はハードSFの大家、J.P.ホーガン強化月間なのである!
・・・いや、俺が勝手にそう定めただけなんだけど(汗
月面で発見されたミイラの謎を追うSFにして上級のミステリ「星を継ぐ者」であっさりとまいってしまった俺は、続けて「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」「内なる宇宙」「断絶への航海」の4作を読んでいる。
はっきりいって、すばらしい。ホーガンSFで描かれる未来は、光り輝いている。科学の進歩は人類に幸福と繁栄をもたらすんだ!という信念でもあるのか、ほとんどの本では終末的な話は書かれない。進んだ科学技術が一時的になにかしらの脅威となっても、最後は必ず計り知れない希望を生む。俺もSF者の端くれとして、人類と科学は素晴らしい未来を作ると信じている。だから、ホーガンSFは好きだ。
しかし、まだ読んでいない有名作品が残っているのであり、これを制覇しない理由は無い。今回は、そのうち三作「創世記機械」「未来からのホットライン」「未来の二つの顔」を購入し、延々と読み続けて、ようやく本日読了した。
ハードSFなんで、ちょーーーっと内容が難しい部分もあるのだが、どれも面白かった。これから順次感想でも書いていこうかなぁ、などと思っている。
SFがダメな人でも、「星を継ぐ者」だけは読んでほしいねぇ。これはあまり科学知識なくても大丈夫だから。