はやぶさ追っかけその8

昨日午後四時の記者会見の時間に、ちょうど親しい友人たちと会う約束があったので、結果を知りたい気持ちを押し殺して外出、そのまま朝帰りしてぶっ倒れて今にいたる。ようやく記者会見の内容を知ることができるぜ。果たして、はやぶさのサンプル採集は本当に成功しているのか。松浦晋也先生、お世話になります。

・・・まだセーフモードのままで、十分なデータが取れていないみたいだ。だが、確実な証拠とは言えないものの、各種機器の動作状況を見る限り、採集できたと考えるのが妥当なようだ。ただ、スラスターの異常が解消できていないため、地球までの帰還が厳しい状態にある。これから三日間かけてセーフモードから立て直し、データのダウンロードを行う。本当に正確な情報を得られるのはそれ以降。

せっかくここまでやったんだから、帰ってきてほしいなぁ。まぁこれで帰還できなくても、小惑星からのサンプル採集という偉業を成し遂げたはやぶさと運用スタッフの功績はまったく色あせないわけだが。