またこれだよ

警告数1600オーバー。またか。

某プロジェクトのヘルプが少々落ち着いてきたので、別のプロジェクトのヘルプに行くことになった。で、そのプロジェクトで使っている開発環境を構築して、CVSからHEAD落として、コンパイルしたら、最初の一文のようになっていたのである。あまり期待していなかったとはいえ、まさか1000を超えるとはねぇ。

警告のほとんどはCheckStyleによるコーディング規約違反。やれやれ、どこのプロジェクトに行ってもこうだ。使いこなせないなら導入するなよ。導入したからには使いこなせよ。

ここでの問題は2つ。

ひとつは、この環境下では警告メッセージを見逃す可能性がでてくる、ということ。警告の中には、プログラムの動作に絡むような指摘も出てくる。そうした真に重要なメッセージが、大量にあるメッセージの中にポツンと出現したところで、普通気がつかない。だから、警告が発生したらすぐにわかるように、警告数は常にゼロにしておかねばならない。

もうひとつは、目の前に横たわっている問題を放置するプロジェクトの体質である。

コーディング規約は、遵守しなければならない。CheckStyleに文句を言われるようなコードは最初から書くべきではない。しかし、今の規約を遵守できない理由があるのならば規約自体を変えるとか、そもそもCheckStyleというツールの使用を取りやめるという選択肢もある。

そうした抜本的な対策をとらずに、「ま、いいか」と放置してしまう。そんな、くさい物にふたをする姿勢が、プロジェクトを推進する上でプラスに働くわけもない。問題は問題を呼ぶ。小さいうちに手を打っておかねば、あとで手痛い目にあう。

「ちゃんと対策を取れ!」ということをメンバーにも言ったが、たぶんまともに聞いていない。先を見ることが出来ない大抵の奴らはそんなもんである。惰性で生きやがって。ちっとは勉強して、俺を出し抜くぐらいのことしてみせろ。