更新停止の内側

最近、文章がうまくまとまらないなぁ。

なんか、文脈がおかしい。論理の流れに狂いがある。各段落の頭に接続語を付けようと努力してみればわかる、繋がっていない。昔からそんなにまともな文を書けるほうではなかったが、最近特に気になる。スランプに陥ったか、単に高望みしすぎているだけか・・・?

そんなわけで、ここのところ更新できなかったわけだが、ダ・ヴィンチ・コードが面白かったので、ようやく一つ書いてみた。しかし・・・うーむ、やっぱり気に入らないなぁ。なら上げるな、という話もあるのだが、文章力は世に出して恥をかくならかいておかねば成長しない。物書きになろうとは思わないが、人に見せて恥ずかしくない文章を書けるようにはなっておきたい。

もっとも、更新停止の原因は、4月になって新入社員が入ってきたので忙しくなったせいもある。俺は新人教育担当なのである。その話もしよう。

まぁ例年通りというか、今年もやっぱりろくに勉強していない輩がぞろぞろ入社してきた。昨今の大学や専門学校には最低水準の教育すら期待できない。いったい何のために存在しているのやら。

しかし、それはよい。足りない知識はいまからでも補える。問題は、精神の持ちようにある。

この業界では、自主的に学習する意欲を持っていなければ生き残っていけない。しかし、学習のお膳立てを十分にしてくれる(よな?)学校にいてさえ勉強してこなかった連中に、果たしてそんな真似ができるのか?

また、モラル面も頭が痛い。商用アプリケーションのコピーガードを突破することを鼻高々と話すようなやつを技術屋にはしたくない。

そして、なによりの問題は、新入社員に限らず、先輩社員達も同様の病理を抱えている点である!新人達を教え、諭す存在であるはずの先輩方からしてなっちゃいない。お手本たりえない。今の若手たちはろくすっぽ勉強してこなかったのか基礎知識の低さは目を覆わんばかりである。商用ソフトをコピーしてタダで手に入れたとヘラヘラ笑いながら話す阿呆も後を絶たない。

新人達は精神から鍛えていくつもりでいるのだが、研修が終わって配属したら、そうしたぬるい似非技術者に過ぎない先輩方の悪影響を受けないか今から心配である。彼らが、下から先輩を突き上げていけるほどに成長し、ダメな先輩方が焦りを感じるようになってくれば、むしろ会社全体に好影響を与えることもできよう。しかし、なにぶん俺も教育のプロというわけじゃないし、頑張っては見るが高望みしすぎであろう。