仮面ライダーSPIRITS
「貴様の作戦目的とIDは!?」なに、この超面白いマンガ!?
「正義」「仮面ライダー2号」
村枝賢一『仮面ライダーSPIRITS』を買ってしまった。ちょいと外出したときの暇つぶしのために1巻だけ買って読んでみたのだが、あまりに熱くて格好良くて面白いので、すぐさま残りの7冊も買ってしまいましたよ。
そうか、これがウワサの仮面ライダーSPIRITSのクオリティか!こりゃすげーわ!!ここまで格好良く仮面ライダーを描くとは、恐るべし、村枝賢一。
俺が覚えている仮面ライダーというと、スーパー1ぐらいか。覚えているといっても、デザインと、なんだか好きだったよなぁ、という漠然とした思い出があるに過ぎない。他のライダーは幼すぎて覚えていないか、そもそも見ていない。だから、思い入れはほとんど無い。
その俺が読んで、これだけ盛り上がれるのだから、単なる懐古趣味で終わってないね、これ。いや、ほんとすごい。変身シーンの力の入れ具合が特にすごい。そうです、変身シーンが最大の見せ場です、よくわかっていらっしゃる。
唯一覚えているスーパー1は、SPIRITSでも格好良いっす。惑星開発用改造人間・サイボーグS-1。人類の宇宙進出に夢と情熱を燃やすところなんてすばらしく波長合うね。そして・・・
「人の夢のために生まれた」ぐわぁぁぁ!かっこよすぎる!これがヒーローってモンですよ!
「この拳・・・・この命はその為のものだ」
3巻まではこれまでのライダー達の後日談というか外伝というか、そういう話が続き、4巻から第二章に突入、テレビ番組にならなかったライダー、『仮面ライダーZX』のストーリーとなっている。これはまだまだ続きそう。続刊が楽しみだね。