はやぶさ追っかけその2

あと15分ぐらいでストリーミング開始。はやぶさは現在高度900mぐらい、さらに降下中。手持ちぶさたなので、JAXAサイトの各種コンテンツを見直したりしております。どうでもいいが、ボジョレーは現時点で2/3ほど消化。絶好調飲んだくれ中。

よくよく考えると、探査対象である小惑星イトカワのことをあまり知らない。こいつはどういう小惑星なのだろう?調べてみた。

はてなダイアリーの記述が詳しい。というか、これを見ればOKなので、ここに書くことがなかったり。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5ȥ%AB%A5%EF

アメリカで発見されたのか!?故・糸川英夫氏の名前を頂いているから、てっきり日本人が発見したモノと・・・。

小惑星イトカワまでの距離は約3億kmである。感覚的には火星軌道のちょっと外ぐらいかなぁ?と思っていたのだが、地球-火星間がおおむね1億5千万kmぐらいである(変動する)から、そう外れてもいないようだ。ちなみにもう一個外側にある惑星である木星までの距離は約8億kmである。

なぜ小惑星探査にこれほど熱心なのか?
地球を初めとした惑星は、皆おおむね球形をしている。これは、惑星が誕生したころに、表面がマグマのように高熱でドロドロに解けた状態であったためらしい。このとき、卵を熱するとゆで卵になってしまうように、熱変成が起きており、今の惑星の物質からは太陽系誕生期の情報が得られないらしい。ところが小惑星というのは小さいだけあってあっという間に冷えて固まってしまったので、熱変成による影響が小さい。だから、小惑星は太陽系誕生期の物質をそのまま持っている可能性が高いのである。小惑星の物質を持ち帰ることは、太陽系の起源を知る重要な手がかりになるのだ。