Wiiリモコンをプレゼンテーションに使う

RubyKaigi2008で、プレゼンテーションするときにWiiリモコンでスライドを操作している人が何人かいて、「いいなぁ、便利そうだなぁ」と思っていたのだが。

ちょっと調べたら、すぐにでてきた。DarwiinRemoteってやつを使えばいいわけだな!

Bluetooth接続が可能であればよいみたいだ。Macbookは当然Bluetoothを扱えるので問題なく使えそうだ。

設定はすごく簡単だった。

インストールして起動

ダウンロードしてきたzipファイルを展開し、出てきたDarwiinRemoteアプリケーションを、アプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップ。いつも通りのやり方だな。で、ダブルクリックして起動。

こんな画面があがってくるはず。


Wiiリモコン設定

"Find Wiimote"ボタンを押すと、Wiiリモコンを認識させるための待機状態になる。

この状態でWiiリモコンの1,2ボタンを一緒に押しっぱなしにしてしばらく待つ。Wiiにリモコン認識させるやり方と同じ。

うまくいけば、次のようになる。画面上部のグラフは、Wiiリモコンの加速度センサに対応している。

また、ボタンを押せば、画面右上のイメージ上の対応するボタンが光る。

加速度センサを利用してマウスのように使うこともできるらしいが、俺が試した感じだとちょっと、いや、かなり厳しい。操作性が悪すぎてとてもじゃないが使い物にならない。しかし、ボタンが使えれば十分。

キーマッピング

Preferenceで(Command + ,)、キーマッピング設定ができる。

俺は、いまのところデフォルトから次の部分を変更している。

Aボタン Left Click
Bボタン Right Click
1ボタン Shift + Command + p
2ボタン b

Keynoteを立ち上げてから1ボタンを押すとスライドショー開始、Aボタンで次のページ、Bボタンで前のページに移動する。脱線気味の話をするときは、2ボタンを押して一時的にブランク画面に表示を切り替える。スライドへの復帰も同じく2ボタン。スライドショーを終了するときはHOMEボタンを押せばよい。ESCにマッピングされている。

これより込み入った操作は、Macbookで直接やればよかろう。

これは使える

実はBluetoothのガジェットを使ったのは今回が初めてなのだが、変な遅延もないし、かなり遠くからでも操作可能とくれば、プレゼンテーションでのスライド操作ではなんの不安もない。

これまではPCの前に張り付くか、無線マウスを持ち歩くといったいまひとつ見栄えしないやり方でないとスライドを操作できなかった。しかし、Wiiリモコンが一つあればこんな悩みとはおさらばだ。Wiiリモコンの価格は4,000円しないみたいだし、おもちゃとして買ってもよさそう(いや、おもちゃなんだろうけど)。