rubygemsのオプション変更
何となくrubygemsを0.9.5にアップデートしたら、-y(--include-dependencies)オプションがデフォルトになっていて驚いた。こいつは、パッケージをインストール/アップデートする際に、勝手に依存するパッケージもインストール/アップデートするよう指示する便利なオプションだ。ほぼいつも-yをつけて実行していたものだが、これで楽になった。
ちなみに、依存パッケージをインストールしたくない場合は、--ignore-dependenciesを付ける。
ついでに、なんだか忘れがちなアップデート方法をここにメモ書きしておく。
12/20追記:下記の手続きを踏まなくても、次のコマンドで一発で片付くようだ。Linux, Windows共通。
> gem update --system
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RubyForgeのrubygemsサイトに行って、rubygems-update-X.Y.Z.gemをダウンロードする。X.Y.Zはバージョン番号。
Linux
# gem install rubygems-update-X.Y.Z.gem
すると、/usr/binか/usr/local/binあたりにupdate_rubygemsというコマンドがインストールされるので、これを実行する。
# update_rubygems
これで新しいバージョンに置き換えられる。
Windows
> gem install rubygems-update-X.Y.Z.gem
ここまではLinuxと同じ。
c:\ruby\bin(ここではc:\rubyをRubyのインストールディレクトリとする)にupdate_rubygems, update_rubygems.bat, update_rubygems.cmdの3つのファイルが登場する。どれがどれやら、といった感じだが、update_rubygems.cmdを実行するとインストールできる。
> c:\ruby\bin\update_rubygems.cmd
拡張子を付けないと、update_rubygems.batが呼び出されてインストールに失敗するので注意。やってることはどちらも同じに見えるのだが・・・。