Nippon2007 二日目

僕らの勇者王を応援し、共に魂を燃やした同志たちよ!今日、なんと勇者達の生みの親がNippon2007に降臨したぞ!

エンタの神様は沈黙せず


写真ぼやけててごめんよ。テク無いんだ・・・。

山本弘氏の本は中学生の頃から読んでいるが、本人を直接見るのは今日が初めてだ・・・。

それはともかく、「SFファンが酒場に集うと決まって始まるバカ話」ばかりを二時間続けるという狂気の企画。どんだけバカ話かというと・・・。

  • 怪獣を「食べられるもの」「食べられないもの」に分類してみる
  • 怪獣に名前を付けているのは誰なのか考察
  • 有名曲に勝手に歌詞を付けた変な歌合戦(帝国の歌みたいな)
  • サンダーバード・江戸版、名付けて『大江戸助け組』の第一話を妄想する
  • 太陽戦隊ならぬ大量戦隊サンゼンバルカン・・・奴らが三人ではなく三千人いたら、番組はどう展開するのか

これらはほんの一部に過ぎない。いやー、ほんとうにくだらない。だがそれがよい。

俺より0.5〜1世代前向けのネタが多かったから、微妙について行けない部分もあったが、見識が増えたから良し。なんという無駄見識。

クソゲーライブ2007 It's Crazy & Funny Games!

ゲーム開発史における黒歴史をあえて追究、流行に乗ってでっち上げただけの駄作、力を入れすぎて脱線したゲーム、そしてパチもんまで視野にいれた、実にバリエーション豊かなクソゲー達を次々と紹介していく企画。

もう大爆笑。どんだけ見境ないんだ、ゲームクリエイター達!GJ、と誉めてはいかん気がするが、GJだ!写真は、『制服伝説プリティーファイター』という、かなりイッちゃった格闘ゲームを紹介しているところ。『あすか120%』ごときで電波感を感じていた俺など甘すぎることがよくわかった!上には上がいる!

でも、わかるなぁ、俺も「とにかくRPG」「なんでも3D格闘」「しかし声優だけは無駄に豪華」の時代を生きてきてるから。このゲームたちはどうしようもなくくだらないんだけど、妙な味わいがあるんだよな。

・・・あぁ、安心しろ、もちろん大御所の『コンボイの謎』と『マインドシーカー』も入っていたから!『マインドシーカー』クリアムービーは感動的であった!

勇者のお茶会 in Nippon2007

行くかどうか悩んでいたが、前日になって重大なニュースが入ってきたので、行くことが大決定した。

あの『勇者王ガオガイガー』の制作スタッフがゲストとして招かれている!ガオガイガー10周年記念イベントだ!

  • 監督の尊者ヤクs・・・もとい、米たにヨシモトさん
  • 脚本の竹田裕一郎さん
  • 脚本の北嶋博明さん
  • 天海護役の伊藤舞子さん

なんというドリームチーム。

それはそれは貴重で楽しい話を聞けましたよ。撮影・録音禁止だったので、データを残せないのが残念だ。

企画段階のデザインが何点か披露されたのだが、どれも突き抜けていて抱腹絶倒、まさに米たに無双。

  • ゴルディオンハンマーが別のロボ?と合体してケンダマになる
  • 宇宙開発公団ビルがロボに変形
  • ヘル・アンド・ヘブンで握った両手は、最初は人差し指と中指を立てていた

などなど。他にもたくさん見せてもらったが、全部書く余力がないのでここまで。

あとは・・・。

  • 伊藤舞子さん、ワールドコンってことで英語の挨拶を用意(営業込み)
  • 今後GGGが売れても監督にお金は入らない契約
    • でも、『勇者王誕生!』の歌詞を書いたのでそのぶんの印税は入る
  • 竜神による恐竜絶滅は北嶋氏の発案。他に、ファイナルフュージョン・マニュアルもこの人の仕業。
  • 竹下氏は28話の脚本を受けた後で、29話も面白そう(「火の鳥」)なことを知ってこちらも書きたくなった。そこで、28話の脚本は一晩で仕上げて、29話も担当した。
    • でも、その後の話(「勇者、暁に死す!」)の方がもっとオイシかった!
  • あのアクエリオンですら(爆笑)映画化された!GGGも是非!
  • GGG続編の企画はいくつか出しているが、通らない(こら、サンライズ!てめぇら、よろしくお願いしますから通してよ!)
  • スパロボとブレイブサーガでは、求められる演技が異なる。そもそも担当する会社が違う。

・・・あー!たくさんありすぎてとても書ききれない!参加した奴らは勝ち組。

「勇者のお茶会」っていうのは、調べてみると結構な実績を積んだ企画のようである。前回は田中公平氏をゲストに招いたとか。すげーなぁ。

日本特撮TVヒーローの現在


半分ぐらい見て余所に移ろうと思っていたのだが、存外に面白くて結局最後まで居座ってしまった。

俺は見ていないのだが、『牙狼-GARO-』という特撮番組の制作スタッフの方々が来て、日本の特撮事情と世界における立場についてトークする、というもの。もっとも、『牙狼』制作裏話が多かった感じだな。合成スタッフの皆さんはかなり頑張ったらしいよ。

牙狼』とやら、紹介ビデオも見せてもらったが、すさまじいクオリティだな、これ。もはや映画並み。



そんなわけで、二日目終了。盛り上がってまいりました!一日目が前哨戦にすぎないことがよくわかった。最終日まで俺の体力は持つのか?「すごかが」とか控えてるっていうのに!


そうそう、昨日書いたとおり、ちゃんとアンナミラーズで食ってきましたよ。

・・・いや、本当は店舗を正面から一枚撮ってこようと思ったんだけど、テイクアウトの受付が正面にあってウェイトレスさんが常駐していたんで、それを撮影したらなんだか隠し撮りっぽい風情になるのだよ。だから、あきらめた。許せ、ワールドコンもあと三日残っているのだ、まだ通報されたら困るのだよ。

それにしても、横浜まで出かけて、どこも味が同じなはずのフランチャイズ店で飯を食う俺も大概アホだな、と今更思った。しかし、新たな発見!伝票に注文受け付けたウェイトレスさんの名前を書くらしいのだが、ここでファーストネームつかうんだな!いや、だから何ってこともないんですが。