ロケットガール2 天使は結果オーライ

天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)

天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)

ロケットガール』アニメ視聴記念ってことで、既刊3冊をザックリと読み直している。『天使は結果オーライ』を読むのも、これで三回目。

第二作となるこのタイトルは、かわいいかわいい茜ちゃんの大活躍にニヤニヤグネグネする話である!

・・・ウソです。
「!」付けておいてそれはない、という意見は男らしく無視する。

SSA第三の宇宙飛行士、三浦茜MSの誕生と、冥王星探査機オルフェウスの救出ミッションから構成されている。全てを捨ててソロモンまでやってきた茜の熱意と頑張りに始まり、オルフェイスを救うための命がけのミッションと、前作を超える盛り上がりである。まさに熱血、読んでいて鳥肌を立てたり目頭を熱くすること1度や2度では無い。オルフェウスのエピソードの熱さはただごとじゃないんだって。3冊の中でもベストエピソードだと思うね!!

で、本編の主役と言っても良い茜なんですが。この子、良い子ですわ。理系男子の理想そのもの。どのへんがって、理系男子が大好きな専門分野の話をちゃんと聞いてくれる、いや、それどころか目を輝かせて食いついてきて議論できるところが!ゆかりもマツリも、どっちかというと「あちら側の人間」なんだが、茜はかなり「こちら側」に近い。いいね!実にいい!

・・・冗談です。
「!」付けておいてそれはない、という意見は(ry

とにかく、あらゆる意味で大いに盛り上がるMy Favorite SFの一つ。読まないことは人生の損失である。