冥王星格下げ決定

冥王星が、太陽系惑星から外されることが正式に決定したそうだ。これで太陽系惑星は水・金・地・火・木・土・天・海の8個となる。冥王星は「矮小惑星」というカテゴリに組み込まれるという。

他の惑星と比べて非常に小さく、軌道もなんかヘンな冥王星は、エッジワース=カイパーベルト天体のひとつにすぎず、惑星とすべきでないのでは?という議論は前々からあった。その意見は一度退けられているのだが、今回、惑星の定義が変更され、これに伴い冥王星は惑星では無くなった。

Wikipediaには速攻で変更が入っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E7%8E%8B%E6%98%9F

冥王星は太陽系惑星で最も遠い場所にあり、唯一探査機が直接探査を行っていない惑星であった。しかし昨年、NASAが探査機「ニューホライズンズ」の打ち上げに成功し、順調にいけば2015年には冥王星探査を行える予定である。惑星探査が矮小惑星探査に変わってしまった。もっとも、それで探査の価値が減じるわけではないが。

所詮は人間の勝手なカテゴリ分けであり、どう分けられようと宇宙は変わらずただそこにあり続ける。とはいえ、なんか物足りなさを感じるわな。太陽系が小さくなってしまった感じ。そしてなにより・・・ユゴス星が惑星じゃなくなってしまう日が来ようとは。愚かな地球人を許せ、ミ=ゴよ、HPLよ・・・。