それはウソだろう?

ITProに『三菱東京UFJ銀行,オープンソースのJava開発フレームワークSeasar2を大規模システムの構築に採用』という記事が掲載されている。Seasar2ですか、えぇ、うわさはよく聞きますよ。なかなか意欲的な采配ですね。しかし、次の一文が・・・。

Seasar2を採用することにより,Strutsを使っているWeb層以外はすべてPOJO(Plain Old Java Object,普通のJavaオブジェクト)を記述することで開発できる。複雑なAPIを覚える必要はない。このため,5日間程度の集中講義を行っただけで,初めてJavaを使う技術者でも問題なく開発を行っているという。

いや、そりゃウソだろう。ウソだといってくれ、頼む(汗

だってあんた、この業界は、

マジックナンバーは使っちゃいけません」
「メソッドは短めにね」
「わかりやすい変数名をつけようね」

といった基本中の基本中の基本中の(256回繰り返し)基本すら身に着けていない、無知で無能で怠惰で無責任で不勉強で(思いつく限りの罵詈雑言)な、自称プログラマがはびこる冥府魔道の世界ですよ。ちょっとフレームワークを変えたぐらいで、こいつらがまともなコードを書けるようになるとは思えない。

それが、5日間の集中講義だけで・・・どんだけパラダイスなのかと。どこのエデンなのかと。信じられない。マネージャ連中が内部品質を意識していないから、単に気づいてないだけだとしか思えない。

それでももし、本当にそんな環境があるなら・・・俺も入れて(汗